テラステーションの設定を保存し、後で復元する手順について説明いたします。
テラステーションの設定保存と復元手順:
- ログイン: テラステーションの管理画面にログインします。Webブラウザを使用して、テラステーションのIPアドレスにアクセスし、管理者ユーザー名とパスワードを入力します。
- 設定保存:
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- [管理] をクリック→[設定管理]の横にあるアイコンをクリック。
- USBドライブを用意し、テラステーションのUSB端子に接続する。
USBドライブの中にあるデータは削除されるので他のUSB機器は一旦すべて取り外し、USB端子にはUSBドライブ以外接続しない。大切なデータはあらかじめバックアップをしておく。1GB以上の容量のUSBドライブを別途用意する。
※USB3.0端子搭載モデル(TS5000/5000N/3000/3000Nシリーズ)は、USB3.0端子に接続しないでUSB2.0端子に接続する。 - 「設定復元USBドライブの作成」を選択する。
- 「対象USBドライブ」でテラステーションのUSB端子に接続したUSBドライブを選択し、[実行(実行する)]をクリックする。
- 「通信の確認」画面が表示される。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックする。
- 完了メッセージが表示されたら、設定の保存は完了
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- 設定復元:
- 設定を保存したUSBドライブを商品のUSB端子に接続する。
他のUSB機器は一旦すべて取り外し、USB端子にはUSBメモリー以外接続しない。
※USB3.0端子搭載モデル(TS5000/5000N/3000/3000Nシリーズ)は、USB3.0端子に接続しないでUSB2.0端子に接続する。 - [管理] をクリック→[設定管理]の横にあるアイコンをクリック。
- 「設定復元USBドライブからの復元」を選択
- 「対象USBドライブ」でテラステーションのUSB端子に接続したUSBドライブを選択し、[実行(実行する)]をクリックする。
- 「通信の確認」画面が表示される。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックする。
- 完了メッセージが表示されたら、設定復元USBドライブからの設定の復元は完了
- ブラウザーを更新して、設定画面にログインしなおす
- 設定を保存したUSBドライブを商品のUSB端子に接続する。
- 注意事項:
- 同シリーズ以外のTeraStationの設定を本機能で保存/復元することはできない。
- 設定を保存したTeraStationのファームウェアバージョンに自動でアップデートされる。
- TS5010/3020/3020シリーズは、ファームウェアVer.4.36未満のTeraStationで作成された設定復元USBドライブでは、設定は復元できない。Ver.4.36以降のTeraStationで、もう一度設定復元USBドライブを作成する。
- 設定保存時のハードディスクの構成(ハードディスクの個数、RAIDやLVMなど)をあらかじめメモしておく、設定を復元する際には、復元先のTeraStationのハードディスクの構成を設定保存時と同じ状態にする。ハードディスクの構成が異なると正しく設定が復元できないことがある。
補足事項:
- 設定のバックアップとしての用途や新しく購入したTeraStationに設定をコピーしたいときなどに使用する。
- 設定の復元は慎重に行い、変更内容や影響を十分に理解した上で行う。
- 機種やファームウェアバージョンによっては異なる名称が表示される場合がある。