テラステーションで不要なファイルを削除しても容量が解放されないという問題に対処するための手順を以下に詳細に説明します。
1. ごみ箱 [trashbox] の確認と空にする
テラステーションは、ごみ箱機能を「有効にする(使用する)」に設定しているとごみ箱 [trashbox] に削除されたファイルが一時的に保存されます。ごみ箱 [trashbox]を確認し、不要なファイルがあれば完全に空にしてください。
2. 再起動
システムに問題がある場合、一時的なデータの不整合が発生することがあります。テラステーションを再起動してみてください。再起動により、システムのキャッシュがクリアされ、正常な状態に戻ることがあります。
3. ディスク容量の確認
テラステーションの管理画面でディスクの容量を確認しましょう。正確な容量状況を把握するために、ディスクの使用状況や残り容量を確認します。
4. RAID構成の確認
もしRAID構成を使用している場合、RAIDの仕組みによりファイルを削除しても容量が即座に解放されないことがあります。RAID構成の変更や再構築が必要な場合、慎重に操作してください。
5. ログファイルや一時ファイルの削除
システムはログファイルや一時ファイルを生成することがあります。これらのファイルが増えると容量を圧迫します。不要なログや一時ファイルを削除して容量を解放してみてください。
6. ファームウェアやソフトウェアの最新化
テラステーションのファームウェアや管理ソフトウェアが最新バージョンであるか確認し、アップデートが可能であれば実施してください。最新のソフトウェアは容量管理においても改善が行われている可能性があります。
注意事項
- 慎重な操作が必要です。不慎な操作で重要なデータを削除する可能性があるため、確認を怠らないようにしましょう。
- ディスクの操作や変更を行う場合、製品のマニュアルやオンラインリソースを参照してください。
- RAID構成を変更する場合、データのバックアップが必要です。
容量解放の問題は様々な要因により引き起こされる可能性があります。これらの手順を順番に確認し、問題を解決できるか検討してみてください。