インフォメーションコードは、テラステーションが発生したエラーの状態や問題を特定するための識別子であり、適切なトラブルシューティングを行う上で役立ちます。
対象機種:TS3200D、TS3400D、TS3400R、TS3200DN、TS3400DN、TS3400RN
I10 System Is Overheating
意味:システムの温度上昇が、保証値を超える可能性。
対処法:NASを涼しいところに移動、商品の周りには物を置かない。
I11 Bad Sectors on Drive x
意味:x番のハードディスクの不良セクタが危険な範囲に達する可能性。
対処法:ハードディスクを交換する。
I12 Degraded Mode
意味:RAIDのデグレードモード動作中。
対処法:故障したハードディスクを交換する。
I13 Formatting Array x…
意味:x番のRAIDアレイをフォーマット中
対処法:フォーマットが終わるまで待機(1台につき数時間以内)。何日も表示される場合は再起動を行う。
I14 Checking Array x…
意味:x番のRAIDアレイをチェック中。
対処法:ディスクチェックとは、ファイルシステムの破損をチェックし、修復する機能。ディスクチェック中はTeraStationへのアクセスはできない。終了するまで待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I15 Scanning Array x Data…
意味:x 番のRAIDアレイのエラー状況を調査中。
対処法:そのまま待機。調査によりエラーが発見されエラーコードが表示された場合は、エラー内容を確認する。
I16 Creating Array x…
意味:x番のRAIDアレイを作成中。
対処法:そのまま待機。アクセスは可能、1TBにつき 5~8時間程度かかる。何日も表示される場合は再起動を行う。アレイ作成中でも再起動後に作成が再開される。
I17 Resyncing Array x…
意味:x番のRAIDアレイをチェック中。
対処法:※チェック中は転送速度が低下、そのまま待機。アクセスは可能、1TBにつき 5~8時間程度かかる。何日も表示される場合は再起動を行う。アレイチェック中であれば再起動後にチェックが再開される。
I18 Rebuilding Array x…
意味:x番のRAIDアレイを再構成中。
対処法:そのまま待機。RAIDアレイの再構成中は転送速度が低下、何日も表示される場合は再起動を行う。
I19 Filling Array x with 0s…
意味:x番のRAIDアレイに0 を埋めて完全にデータを消去中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I20 Formatting Drive x…
意味:x番のハードディスクをフォーマット中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I21 Checking Drive x…
意味:x番のハードディスクをチェック中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I22 Filling Drive x with 0s
意味:x番のハードディスクのデータを消去中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I25 Updating Firmware…
意味:ファームウェアをアップデート中。
対処法:そのまま待機。アップデート中は電源をOFFにしない。何日も表示される場合は再起動を行う。
I26 Initializing Settings…
意味:Web設定初期化中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I27 Checking USB Drive x…
意味:x番のUSBハードディスクをチェック中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I28 Formatting USB Drive x…
意味:x番のUSBハードディスクをフォーマット中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
I31 Push Func to Use New Drive x
意味:x番のハードディスクを交換後、ファンクションボタンを押してRAIDを再構築するときに表示される。
対処法:NASのファンクションボタンを押してRAIDの再構築を行う。
I32 New Drive x Detected
意味:x番のハードディスクを交換後、設定画面でのRAIDの再構築、またはフォーマットが必要なときに表示される。
対処法:設定画面で、RAIDアレイの再構築、またはフォーマットを行う。
I33 Replication Failure
意味:レプリケーションでエラーが発生。またはフェイルオーバー構成中の場合、メイン機とバックアップ機の同期に失敗。
対処法:設定画面[バックアップ]-[レプリケーション]の[再同期する]をクリックして再同期を実行する。
I34 Virus Quarantined
意味:ウイルスチェックにてウイルスが見つかった場合( 隔離フォルダーにウイルスが隔離された場合)に表示される。
対処法:隔離フォルダーからウイルスを駆除すると「Virus alert I34」の表示はされない。また、ウイルスを見つけたときの処理に駆除を設定している場合は、「Virus alert I34」は表示されない。
I35 Bay 1 Has Media Cartridge
意味:メディアカートリッジとして設定したハードディスクがディスク1のスロットに取り付けられている。
対処法:メディアカートリッジとして設定したスロットに接続する。
I36 Drive x Decryption Error
意味:メディアカートリッジの暗号化を解除できない。他のTeraStationで暗号化したメディアカートリッジの可能性がある。
対処法:暗号化したTeraStationに接続して解除する。
I37 Recovering System…
意味:システムをリカバリー中。
対処法:そのまま待機。数時間でリカバリーが完了する。何日も表示される場合はUSBメモリーを外し再起動を行う。
I38 Recovery Finished
意味:システムのリカバリーが終了。
対処法:再起動する。
I39 Change Boot Switch Back
意味:リカバリー用USBメモリーから商品へシステムの転送が完了。
対処法:本体背面のUSB/HDDブート切替スイッチを[HDD]に変更する。
I40 All Data Will Be Deleted
意味:リカバリーを行う。ディスク1のデータは消去される。
対処法:そのまま待機
I41 Push Func to Start Recovery
意味:前面のファンクションボタンを押すと、リカバリーを開始する。
対処法:そのまま待機
I42 Preparing Recovery
意味:リカバリーの準備中。
対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は、正しいリカバリー用USBメモリーであることを確認し再起動を行う。
I43 Unsupported Hardware
意味:リカバリー用USBメモリーで起動、このUSBメモリーでは、リカバリーすることはできない。
対処法:リカバリー用USBメモリーを変更し再起動を行う。
I44 Drive 1 Not Found
意味:リカバリー用USBメモリーで起動、リカバリーを行うディスク1が見つからない。
対処法:ディスク1にハードディスクが接続されているか確認する。
I45 Recovery Failed
意味:リカバリーに失敗。
対処法:再度実施する
I46 Migrating RAID Array x…
意味:データの移行・変換作業中(RAIDのマイグレーション)
対処法:NASの電源を切らない
I47 Don’t Power Off System!
意味:データの移行・変換作業中(RAIDのマイグレーション)
対処法:NASの電源を切らない
I52 New Firmware Available
意味:新しいファームウェアがリリースされている。
対処法:最新のファームウェアにアップデートする
I54 Backup Job xx Failed
意味:バックアップタスクのxx 番目が失敗。
対処法:バックアップタスクの設定を確認する
I55 Recovery Not Authorized
意味:設定復元中の認証に失敗。
対処法:本体背面のBOOTスイッチをUSBに切り替えて設定を復元する場合、設定を保存したTeraStationでのみ設定を復元可能。または、TeraStation起動後には設定画面より復元可能。
I56 Need License for Camera
意味:監視カメラサーバーのライセンス数が不足。
対処法:追加ライセンスをご購入してライセンス登録を行う。
I57 No Free Space to Record
意味:監視カメラの録画データを保存する十分な空き容量がない。
対処法:Data Service Policiesから録画データの移動または削除を行う。
I58 Recording Failure
意味:監視カメラの録画に失敗。
対処法:Camera Policiesの設定内容を再確認する。カメラ付属のユーティリティーなどカメラが正常に動作しているか確認する。