TS5000シリーズ・TS5000Nシリーズのインフォメーションコードデバイスの状態や問題をユーザーや管理者に通知するためのメッセージです。これらのコードは通常、デバイスのLEDディスプレイやウェブベースの管理コンソール上に表示され、特定の問題に対処するための手がかりを提供します。
TS5200D、TS5400D、TS5400R、TS5600D、TS5800D、TS5200DN、TS5400DN、TS5400RN、TS5600DN、TS5800DN
テラステーション TS5600DN のインフォメーションコードの例:
- インフォメーションコード: SYSTEM I10
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- 意味:システムの温度上昇が、保証値を超える可能性があります。
- 対処法:NASを涼しいところに移動、NASの周りには物を置かない
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- インフォメーションコード: HDx Warning I11 Bad Sectors
- 意味:ハードディスクの不良セクターが危険な範囲に達する可能性
- 対処法:ハードディスクの交換を推奨
- インフォメーションコード: Operation Mode I12 DEGRADE MODE
- 意味:RAIDのデグレードモード動作中
- 対処法:故障ドライブの交換が必要
- インフォメーションコード: RAID I13 ARRAYx Formatting
- 意味:RAIDアレイをフォーマット中
- 対処法:フォーマットが終わるまで(1台につき数時間以内)待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: RAID I14 ARRAYx Checking
- 意味:RAIDアレイをチェック中
- 対処法:ディスクチェックとは、ファイルシステムの破損をチェックし、修復する機能、ディスクチェック中はTeraStationへのアクセスはできません。終了するまで(最大1週間)待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
- インフォメーションコード: RAID I15 ARRAYx Scanning
- 意味:RAIDアレイのエラー状況を調査中です。※調査中は転送速度が低下します。
- 対処法:そのまま待機。調査によりエラーが発見されエラーコードが表示された場合は、エラー内容を確認。
- インフォメーションコード: RAID I16 ARRAYx Creating
- 意味:RAIDアレイを作成中
- 対処法:そのまま待機。アクセスは可能ですが、1TBにつき 5~8時間程度かかります。何日も表示される場合は再起動を行う。アレイ作成中でも再起動後に作成が再開されます。
- インフォメーションコード: RAID I17 ARRAYx Resyncing
- 意味:RAIDアレイをチェック中です。※チェック中は転送速度が低下
- 対処法:そのまま待機。アクセスは可能、1TBにつき 5~8時間程度かかります。何日も表示される場合は再起動を行う。アレイリシンク中であれば再起動後にリシンクが再開されます。
- インフォメーションコード: RAID I18 ARRAYx Rebuilding
- 意味:RAIDアレイを再構成中です。※再構成中は転送速度が低下
- 対処法:そのまま待機。RAIDアレイの再構成中は転送速度が低下。何日も表示される場合は再起動を行う。
- インフォメーションコード: RAID I19 ARRAYx 0 Filling
- 意味:RAIDアレイに0 を埋めて完全にデータを消去中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
- インフォメーションコード: DISK I20 DISKx Formatting
- 意味:ハードディスクをフォーマット中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: DISK I21 DISKx Checking
- 意味:ハードディスクをチェック中
- 対処法:そのまま待機。
何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: DISK I22 DISKx 0 Filling
- 意味:ハードディスクに0を埋めて完全にデータを消去中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: SYSTEM I23 Initializing
- 意味:システム初期化中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: SYSTEM I25 F/W UPDATING
- 意味:商品のファームウェアをアップデート中
- 対処法:アップデート中は、電源をOFFにしない。何日も表示される場合は再起動を行う。
- インフォメーションコード: Web Setting I26 Initializing
- 意味:設定初期化中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: USB Diskx I27 Checking
- 意味:USBドライブをチェック中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: USB Diskx I28 Formatting
- 意味:USBドライブをフォーマット中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: iSCSI I30 Connected
- 意味:ボリュームに接続しているパソコンがいます。
- 対処法:iSCSI接続中の通知メッセージで問題ありません。iSCSI接続中は電源をOFFにすることができませんのでパソコンのiSCSI接続を解除した後に電源をOFFにする。
- インフォメーションコード: Press FuncSW I31 New Diskx ready
- 意味:ファンクションボタンでRAIDアレイを再構築します。
- 対処法:NASのファンクションボタンを押してRAIDの再構築を行う。
- フォメーションコード: Set From Web I32 New Diskx ready
- 意味:設定画面でRAIDアレイを再構築、またはフォーマットします。
- 対処法:設定画面で、RAIDアレイの再構築、またはフォーマットを行う
- インフォメーションコード: Replication I33 ReplicateFailurey
- 意味:レプリケーションでエラーが発生。またはフェイルオーバー構成中の場合、メイン機とバックアップ機の同期に失敗。
- 対処法:レプリケーションの場合、再同期を実行。
- インフォメーションコード: Virus alert I34y
- 意味:ウイルスチェックにてウイルスが見つかった場合(隔離フォルダーにウイルスが隔離された場合)に表示。
- 対処法:隔離フォルダーからウイルスに感染したファイルを削除
- インフォメーションコード: Cartridgex I35 Location errory
- 意味:メディアカートリッジとして設定したハードディスクがディスク1のスロットに取り付けられています。
- 対処法:正しく設定したスロットにつけ直します。
- インフォメーションコード: Cartridgex I36 Decryption errory
- 意味:メディアカートリッジの暗号化を解除できません。他のTeraStationで暗号化したメディアカートリッジの可能性
- 対処法:暗号化したTeraStationに接続して解除する。
- インフォメーションコード: Recovery I37 System Recovering
- 意味:システムをリカバリー中
- 対処法:そのまま待機。数時間でリカバリーが完了します。何日も表示される場合はUSBメモリーを外し再起動を行う。
- インフォメーションコード: Recovery I38 Recovery Finishedy
- 意味:システムのリカバリーが終了
- 対処法:再起動する
- インフォメーションコード: Recovery I39 Change Booty
- 意味:リカバリー用USBメモリーからNASへシステムの転送が完了
- 対処法:本体背面のBOOT(USB/HDDブート切替)スイッチを[HDD]に変更
- インフォメーションコード: Recovery I40 DataWillDeletedy
- 意味:リカバリーを行います。ディスク1のデータは消去されます。
- 対処法:そのまま待機。
- インフォメーションコード: Recovery I41 PushFunc ToStarty
- 意味:前面のファンクションボタンを押すと、リカバリーを開始します。
- 対処法:そのまま待機。
- インフォメーションコード: Recovery I42 Preparingy
- 意味:リカバリーの準備をしています。
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は、正しいリカバリー用USBメモリーであることを確認し再起動を行う。
- インフォメーションコード: Recovery I43 Unsupported HWy
- 意味:リカバリー用USBメモリーで起動しましたが、このUSBメモリーでは、リカバリーすること はできません。
- 対処法:リカバリー用USBメモリーを変更し再起動を行う。
- インフォメーションコード: Recovery I44 Disk1 not found
- 意味:リカバリー用USBメモリーで起動しましたが、リカバリーを行うディスク1が見つかりません。
- 対処法:ディスク1にハードディスクが接続されているか確認
- インフォメーションコード: Recovery I45 Recovery Failedy
- 意味:リカバリーに失敗
- 対処法:再度実施する
- インフォメーションコード: RAID ARRAY I46 RMM+Processingy
- 意味:データの移行・変換作業(RAIDのマイグレーション)中
- 対処法:NASの電源を切らない
- インフォメーションコード: SYETEM I47 Don’t Power Offy
- 意味:データの移行、変換作業(RAIDのマイグレーション)中
- 対処法:NASの電源を切らない
- インフォメーションコード: FailOver I48 PushFunc ToStarty
- 意味:他のTeraStationからフェイルオーバー機能のバックアップ先として設定されました。
- 対処法:NASをバックアップ先として使用するときは、前面のファンクションボタンを押す。
- インフォメーションコード: FailOver I49 LostMainTargety
- 意味:フェイルオーバー機能でメイン機に設定したTeraStationが見つかりません。
- 対処法:メイン機が正常に起動しているか確認。
- インフォメーションコード: FailOver I50 Maintenance modey
- 意味:フェイルオーバー構成中(メンテナンスモード中)
- 対処法:NASの電源を切らない。何日も表示される場合は再起動を行う。
- インフォメーションコード: FailOver I51 Initializingy
- 意味:フェイルオーバー構成の初期化中
- 対処法:NASの電源を切らない。何日も表示される場合は再起動を行う
- インフォメーションコード: New Firmware I52 Available
- 意味:新しいファームウェアがリリースされています。
- 対処法:最新のファームウェアにアップデートする。
- インフォメーションコード: BackupTaskxx I54 Backup Failurey
- 意味:バックアップタスクが失敗しています。
- 対処法:エラー表示を確認する
- インフォメーションコード: Recovery I55 Recovery AuthFaily
- 意味:設定復元中の認証に失敗
- 対処法:本体背面のBOOTスイッチをUSBに切り替えて設定を復元する場合、設定を保存 したTeraStationでのみ設定を復元できます。 または、TeraStation起動後には設定画面より復元できます。
- インフォメーションコード: Surveillance I56 Lack of Licensey
- 意味:監視カメラサーバーのライセンス数が不足しています。
- 対処法:追加ライセンスをご購入してライセンス登録を行う
- インフォメーションコード: Surveillance I57 No free spacey
- 意味:監視カメラの録画データを保存する十分な空き容量がありません。
- 対処法:Data Service Policiesから録画データの移動または削除を行う。
- インフォメーションコード: Surveillance I58 Recording Failurey
- 意味:監視カメラの録画に失敗しました。
- 対処法:Camera Policiesの設定内容を再確認する。カメラ付属のユーティリティーなどカメラが正常に動作しているか確認する。