インフォメーションコードは通常、デバイスの状態や問題を示すために使用され、その理解と解決法は製品のマニュアルやサポートドキュメントに記載されています。
TS71210RH
TS7010シリーズのインフォメーションコードの例:
1. インフォメーションコード: I01
- 意味: システム領域をチェック中
- 対処法: そのまま待つ
2. インフォメーションコード: I10
- 意味: システムの温度上昇が、保証値を超える可能性
- 対処法: NASを涼しいところに移動、NASの周囲に物を置かない
3. インフォメーションコード: I11
- 意味: ドライブの不良セクターが危険な範囲に達する可能性
- 対処法:ドライブの交換
4. インフォメーションコード: I12
- 意味:RAIDアレイがデグレードモードで動作
- 対処法:ドライブの交換
5. インフォメーションコード: I13
- 意味:RAIDアレイをフォーマット中
- 対処法:フォーマットが終わるまで(1台につき数時間以内)待機する
何日も表示される場合は再起動を行う
6. インフォメーションコード: I14
- 意味:RAIDアレイをチェック中
- 対処法:ディスクチェックとは、ファイルシステムの破損をチェックし、修復する機能です。ディスクチェック中はTeraStationへのアクセスはできません。終了するまで待機する。何日も表示される場合は再起動を行う
7. インフォメーションコード: I15
- 意味:RAIDアレイのエラー状況をチェックしています。※ チェック中は転送速度が低下します。
- 対処法:そのままお待ちください。
調査によりエラーが発見されエラーコードが表示された場合は、エラー内容を確認
8. インフォメーションコード: I16
- 意味:RAIDアレイを作成中
- 対処法:そのまま待機。アクセスは可能ですが、1TBにつき 5~8時間程度かかります。
何日も表示される場合は再起動を行ってください。アレイ作成中でも再起動後に作成が再開されます。
9. インフォメーションコード: I17
- 意味:RAIDアレイをリシンク中
- 対処法:そのまま待機
10. インフォメーションコード: I18
- 意味:RAIDアレイを再構成中。※ 再構成中は転送速度が低下します。
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う。
11. インフォメーションコード: I19
- 意味:NASのデータを完全に消去中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
12. インフォメーションコード: I20
- 意味:ドライブのフォーマット中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
13. インフォメーションコード: I21
- 意味:ドライブのチェック中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
14. インフォメーションコード: I22
- 意味:ドライブのデータを完全に消去中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
15. インフォメーションコード: I23
- 意味:RESETボタンで初期化を実行、設定を初期化中
- 対処法:そのまま待機
16. インフォメーションコード: I25
- 意味:ファームウェアのアップデート中
- 対処法:そのまま待機。アップデート中は電源をオフにしない。何日も表示される場合は再起動を行う
17. インフォメーションコード: I26
- 意味:設定を初期化中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
18. インフォメーションコード: I27
- 意味:USB端子に接続したUSBドライブのチェック中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
19. インフォメーションコード:I28
- 意味:USB端子に接続したUSBドライブのフォーマット中
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は再起動を行う
20. インフォメーションコード: I31
- 意味:ドライブを交換後、ファンクションボタンが押されるのを待っています。
- 対処法:ファンクションボタンを押す。RAIDアレイがデグレード状態の場合は、新しく挿入したドライブを使用してRAIDアレイを修復します。それ以外の場合は、新しく挿入したドライブがホットスペア(予備ドライブ)として設定されます。
21. インフォメーションコード: I32
- 意味:RAIDアレイ が修復またはフォーマットされるのを待っています。
- 対処法:設定画面でRAIDアレイの再構築、またはフォーマットを行う
22. インフォメーションコード: I33
- 意味:レプリケーションでエラーが発生、または、フェイルオーバー構成中の場合、メイン機とバックアップ機の同期に失敗。
- 対処法:設定画面で[バックアップ]-[レプリケーション]-[再同期する]の順にクリックして再同期。サブフォルダーのアクセス権限設定を保持する設定になっているときは、無効にするかレプリケーション先またはバックアップ機を変更
23. インフォメーションコード: I37
- 意味:設定初期化USBドライブで初期化を実行、設定を初期化中
- 対処法:そのまま待機。数時間で設定の初期化が完了します。何日も表示される場合はUSBメモリーを外し再起動を行う。
24. インフォメーションコード: I38
- 意味:設定の初期化が終了
- 対処法:再起動
25. インフォメーションコード: I40
- 意味:設定を初期化します。ドライブ1のデータは消去されます。
- 対処法:そのまま待機
26. インフォメーションコード: I41
- 意味:設定初期化のため、ファンクションボタンが押されるのを待っています。
- 対処法:ファンクションボタンを押す
27. インフォメーションコード: I42
- 意味:設定初期化の準備をしています。
- 対処法:そのまま待機。何日も表示される場合は、正しい設定初期化USBドライブであることを確認し再起動を行う
28. インフォメーションコード:I43
- 意味:設定初期化用USBドライブから起動しましたが、このUSBドライブでは、、設定を初期化できません。
- 対処法:設定初期化USBドライブを変更し再起動を行う
29. インフォメーションコード: I44
- 意味:設定初期化USBドライブで起動しましたが、設定を初期化するドライブ1が見つかりません。
- 対処法:ドライブ1にドライブが接続されているか確認
30. インフォメーションコード: I45
- 意味:設定初期化に失敗
- 対処法:再度実施
31. インフォメーションコード: I46 I47
- 意味:データの移行、変換作業中(RAIDのマイグレーション)
- 対処法:NASの電源を切らない
32. インフォメーションコード: I48
- 意味:フェイルオーバー機能のバックアップ先として設定されました。
- 対処法:ファンクションボタンを押して、バックアップ先としての設定を完了させる
33. インフォメーションコード: I49
- 意味:フェイルオーバー機能でメイン機に設定したTeraStationが見つかりません。
- 対処法:メイン機が正常に起動しているか確認
34. インフォメーションコード: I50
- 意味:フェイルオーバー構成中(メンテナンスモード中)
- 対処法:NASの電源を切らない
35. インフォメーションコード: I51
- 意味:フェイルオーバー構成を初期化中
- 対処法:NASの電源を切らない
36. インフォメーションコード: I52
- 意味:新しいファームウェアがリリースされています。
- 対処法:ファームウェアをアップデートする
37. インフォメーションコード: I54
- 意味:バックアップタスクが失敗
- 対処法:バックアップタスクの設定を確認する
38. インフォメーションコード: I55
- 意味:設定復元中の認証に失敗
- 対処法:設定の復元に対応したNASに対して実行
39. インフォメーションコード: I61
- 意味:ドライブセットアップモードで起動中
- 対処法:システムの復旧を試す
40. インフォメーションコード: I64
- 意味:クラウドサービスとの連携に失敗
- 対処法:設定画面で連携に失敗しているクラウドサービスを確認し、該当の機能のタスク一覧画面でエラーログを参照してエラーの原因を確認する
41. インフォメーションコード: I65
- 意味:空き容量が、設定したしきい値以下になりました。
- 対処法:空き容量を増やすか、しきい値の数値を小さくする
42. インフォメーションコード: I66
- 意味:空き容量が全容量の1%以下になりました。
- 対処法:空き容量を増やす
43. インフォメーションコード: I70
- 意味:ファイル操作ログの保存先の空き容量が不足
- 対処法:不要なログを削除、別の保存先に移動するなどして空き容量を増やす
44. インフォメーションコード: I71
- 意味:ファイル操作ログの保存先の空き容量が不足していたため、古いログが削除されました。
- 対処法:不要なログを削除、別の保存先に移動するなどして空き容量を増やす
45. インフォメーションコード: I72
- 意味:ファイル操作ログの保存先がシステム領域に変更されました。
- 対処法:ファイル操作ログを再設定する
46. インフォメーションコード: I73
- 意味:データを移行しています。
- 対処法:そのまま待機
47. インフォメーションコード: I74
- 意味:データ移行が完了
- 対処法:設定移行ログを確認する
48. インフォメーションコード: I75
- 意味:一部のファイルまたはフォルダーを移行できませんでした。
- 対処法:設定移行ログを確認する
49. インフォメーションコード: I76
- 意味:SSDキャッシュを削除中
- 対処法:電源をオフにしない
50. インフォメーションコード: I77
- 意味:SSDキャッシュの削除がキャンセルされました。
- 対処法:もう一度最初からSSDキャッシュの削除手順を行う
製品の具体的な情報に関しては、製造元のサポートページやテクニカルサポートに直接問い合わせることが最も確実です。